梅雨・初夏の痛み対策

室温を下げるより、除湿を

★なるべく冷房より除湿(ドライ)にしましょう

冷房にする場合は、外気温との差は5~6℃以内に。温度差が大きいと自律神経は乱れやすくなり、痛みが悪化します。冷え性の方、関節痛や筋肉痛などがある方は、靴下を履く、上着を羽織るなどして保温しましょう。

夏こそ体を温める食材を

★この時期には、体が温まるショウガやニンニク、タマネギなどを積極的に摂りましょう

ショウガやニンニクは味噌汁に、タマネギは切ってから30分以上常温に置いてから調理すると効果的です。さらに、痛みにはビタミンCや抗酸化成分、アミノ酸、カルシウムなどもよいでしょう。

関節の動きはなめらかに

★関節の柔軟性を高めるには、適度に使うことが一番

関節を回したり、揺らしたりしてみましょう。また、筋力が低下すると、関節に過剰な負担がかかりやすくなります。イスの立ち座りや階段昇降なども、筋肉を鍛える運動と意識して行いましょう。

しっかり入浴しよう

★生薬入りの入浴剤がおすすめ

暑い季節はシャワー浴だけの人が大半です。しかし、暑い時こそ体内は冷えやすく、痛みが起こりやすいのです。芯から温まるには半身浴がおすすめですが、肩や首のコリがひどい場合は、首まで浸かって筋肉を緩めましょう。夏の入浴効果を高めるには、血行をよくするセンキュウなど生薬入りの入浴剤がよいでしょう。

梅雨から初夏の痛み対策は、関節の運動と「入浴+温める食事」がポイントです!