体内時計を考えた生活

時間の「はじまり」が危ない

突然死が多いのは「始まり」です。月の始まり、月曜日、そして1日の始まりである朝です。アクセル全開ではなく、時間にゆとりを持った生活、焦らない心の余裕が必要です。冬は特に血液の粘度が上がるので要注意。

血糖値は朝より夜に注意

食後の血糖値は朝と比べ、夕方(夜)は下がりにくくなります。ブドウ糖の代謝は昼型になっているようです。糖尿病の一因は体内時計を無視し、夕方にまとめて食べる食習慣にありそうです。

日中より夜間の高血圧にリスクあり

最近「早朝高血圧」が注目されていますが、脳梗塞のリスクが上がるのは、夜間の持続的な高血圧です。血圧は昼間高く、夜は下がる様になっています。逆の人は体内リズムを取り戻す食生活の思い切った改善が必要です。

「メタボ」は過食だけでなく、不規則が原因

日中と夜間勤務を繰り返すシフトワーカーの人はメタボリック症候群になる確率が高いようです。メタボリック症候群は単なる食べすぎではなく、代謝異常が原因です。代謝と体内リズムが関係していると推察されます。

目と血液は10時の早寝を好む

人間の新陳代謝は夜中がメインですが目と血液は夜の早い時間がピーク。目の衰えが心配な人や血液系の病気の人は夜の10時には就寝することがよいでしょう。